長崎クルーズ船対応で初出動 (千葉県成田市・栃木県足利市→長崎県)
2020.04.29
長崎に停泊中のクルーズ船内の新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、日本国政府、長崎県およびクルーズ船会社からの要請を受け、千葉県成田市および栃木県足利市から全50室を初回分として長崎に移送しました。
「レスキューホテル」は、世界的な気候変容による自然災害増加に備えるためのソリューションとして考案され、その事業化の過程において、政府当局や関係自治体との協議を重ねてきた経緯があります。今回の出動はそのような背景のもと、目下の最大の脅威である新型コロナウイルス感染拡大防止への対応として2020年4月26日に出動要請を受け、関係者の協議を経て全50室の出動が決定されたものです。
出動決定を受け、2020年4月27日と28日に千葉県成田市と栃木県足利市から合計50室が長崎に向けて出発しました。4月29日より長崎県長崎市の三菱重工業長崎造船所敷地内での設置工事を開始、約1カ月利用されました。